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地震にもろい建物とは?

耐震基準は年々、厳しくなる傾向にあり、ただ単に建てられた家を比べるだけでも、近年
に建てられたものは、頑丈な造りになっているものです。
特定の時期に建てられた建築物は最悪だ、と囁かれていますが、それはいつごろの時期
なのでしょうか?
ここでは地震にもろい建物について解説します。
 
 
2階の重量が大きい建物は、1階を押しつぶす場合があります。改修工事をしたほう
がいいわけですが、力学計算をしっかりしなければなりません。
増改築された建物が地震に弱いという例は、地震が起きた場合の力の掛かり具合を考え
ていなかったからです。
 
壁を補強するには、「筋交い(すじかい)」を入れましょう。柱と柱のあいだに、斜めに入れ
た補強材のことです。/とだけ入れるよりも、交差させて×と入れたほうが揺れに対する
抵抗が格段に上がります。
土台と梁(はり)、桁(けた)のあいだにも斜めに入れるといいです。
伝統的に重い瓦が使われてきましたが、軽量なスレート瓦を使うのが望ましいです。
 
一階を駐車場にしてしまうと、居住用の2階の重量が重くなるのは当然で、では1階
の構造はしっかりしているかというと、そうも言えないことがあります。
車の出入りのために、柱や壁の数が限定され、倒れるならこの方向とまで、予測できそうな
建物が身近にありませんか?
(居住空間は仕切りが多くなるので、壁や柱が増えて重量が増すのです)
 
 
■建てられた年代によっても、耐震性が変わってくる■
 
オイルショックとバブル経済の時期に建てられた建物は、最悪と言われています。
1972年には170万戸の着工数を誇っており、建築資材の不足から、工事の手抜きや
不良資材の使用が何度も行われました。
壁を剥がしてみれば、まったく基準を満たしていない代物だったというのはザラです。
バブル期も多くの手抜き工事が行われています。
 
建物のもろさ、という点で木造建築物には、鉄筋コンクリートとは異なる、見えにくい部分が
あります。シロアリがそうです。
土台や主要な柱をシロアリにやられると、倒壊の危険性は一気に増大するものです。
外見からは気付きにくいので、アリ道を発見したなら、畳を剥がして確かめなければいけ
ません(シロアリは畳も食べてしまいます)。
 
  
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